モン族のお正月。
今日の夕方、無事にビエンチャンに戻りました。
シェンクワンを出るときには、4枚(キャミソール、長袖Tシャツ、長袖シャツ、フリース)着て、さらにマフラーを巻いていましたが、ビエンチャンに着くと、暖かく、昼間なら半袖でOKなくらいでした。
日が暮れると涼しいけど、フリースはいりません。
もちろんシェンクワンとは気温が違うけど、ビエンチャンは風がないな、と感じました。やっぱり、風が吹くと体感温度って下がるんだなあとしみじみ・・・。
さて、最後にもう一つ、シェンクワンについてご紹介。
シェンクワンは、人口の約40%ほどがモン族の人たちだそうです。
街のタラート(市場)に行くと、モン族の衣装のお店もたくさんあるし、街を歩いている人も、頭にモン族独特の布を巻いています。
↑モンの衣装を売るお店。
↑色とりどりのスカートが売られています。
街や市場を歩いていると、モン語をよく耳にしました。
ラオ語とは全く違い、聞いても全然意味がわかりません。息が漏れる音が多く、中国語に似ています。モン族の子は、小学校に入るとラオ語を勉強するそうです。なので、ラオ語での会話ができますが、モン族の人が集まると、さっぱり・・・???私は蚊帳の外です。
また、ラオ族の人の家は木造の場合、高床式が多いですが、モン族の人の家は、床が地面についています。
つまり、日本と同じ。
そのため、車で走っていても、「この村はラオ族だな。」とか、「ここはモン族だな。」というのがわかります。
そして、ちょうど今月の17、18、19日は、モン族のお正月でした。
ラオス(ラオ族)のお正月は4月で、街中で水をかけたり、大変な騒ぎになりますが、モン族のお正月は割りと静かな印象でした。(まあ、寒いしね。)
ここ数日は、車で周りの郡に行く時に、モン族の村の近くを通ると、きれいな衣装を着た女性をたくさん見かけました。
また、モン族は、お正月に闘牛のお祭りをするそうで、牛を積んだトラックが通ったり、近所だと牛を引いて歩いて向かったりしていました。
家の前では、数人ずつ2列になって向かい合い、ボールを投げて遊ぶゲームをしていました。これは、片手で取らないといけません。(落とすと罰ゲームがあり!!)
この写真は、女性だけですが、男女で遊んで、お互い知り合うきっかけになったりするそうです。
まあ、日本でいう合コンみたいなもん???
かなり、健全な合コンです。(笑)
衣装も重いから、そんなに激しいゲームはできないだろうしね。
私も、先週シェンクワンにいる隊員の職場に遊びに行ったときに、この衣装を着せてもらいましたが、着物みたいにたくさんのアイテムがありました。そして、歩くと銀色の飾りが動いて、シャランシャラン♪ととてもきれいな音を立てます。
↑2人で着飾って、記念撮影。
衣装は、男性もあり、男性の衣装にもシャランシャラン♪はついています。
よ〜く見ると、これはフランスの硬貨でした。フランスの植民地だった頃の名残なのかどうなのか、私には分かりませんが、何だかおもしろい!
街には、女性同士で歩いていたり、きれいに着飾った女性と私服の男性がデートしていたり・・・。またその彼が、衣装を着ている女性にいろいろ気遣っている様子は、とても微笑ましかったです。(←すっかりおばちゃん目線。)
日本の女性が、お正月に振袖を着て、デートするのと同じですね。
では、最後に街で見かけたモン族の女性を紹介します!!
↑女性もきれいだけど、子どももかわいい!!
↑彼女は、夕方かなり寒くなった時間帯に歩いていたのですが、紫のコートと、珍しく白をベースにしたモンの衣装との組み合わせがとても素敵でした。
そして、とても美人!!
カメラ小僧のように、写真を撮りまくりました・・・。
今日知ったのですが、今日の夜に、街でモンのお正月のお祭りがあったそうです。(涙)
私はもうビエンチャン・・・。
うう〜、残念!!