1年のお付き合い。(タダ飯付き。)

先日の24日、近所のラオス人の家で、子どもの誕生日会に招待されました。



前列の左から2番目の女の子が、この日の主役、アムワンちゃん。
この日で3歳になりました。

この子のお母さん(一番後ろの白い服の女性、27歳)と、お母さんの妹(2列目の左側、21歳)は、姉妹2人でおかず屋さんをやっています。


ちょうど1年前の11月24日、私はたまたまこのお店の前を通りかかり、夕飯のおかずにタマフン(パパイヤサラダ)を買いました。
タマフンを作ってもらっている間、お姉さんが話しかけてきたのですが、お姉さんはどうやらその日の朝、お友達の妊婦健診についていき、郡病院の母子保健課で私を見かけたそうなのです。

当時、私はまだ赴任したばかり・・・。

きっとおたおた必死な感じが印象に残ったのかもしれません。


そして、そのお姉さんは、初対面の私に、

「今日は、私の子どもの誕生日なんだけど、夜に誕生会をやるから来ない?」

と誘ってくれました。


赴任したてで友達もおらず、その場で初対面な上に、ラオス語もぜんぜんしゃべれない私を誘ってくれたのが、何だかとてもうれしくて、その日のお誕生日会に参加させてもらいました。


これが、この家族とのお付き合いの始まり。


それから、たまにそのお店に行き、おかずを買って帰ったり、そのお店のテーブルで食べたりしていました。
初めは、毎回食べたものの料金を払っていたものの、その姉妹と仲良くなり、たまに日本語を教えたりしているうちに、だんだんお金を取ってくれなくなりました。


「1人で食べるご飯はおいしくないから、いつでも食べにおいで。」


と言ってくれます。



でもでも、


「お金を払わないのは、何だか悪いなあ・・・。」


と思い、足が遠のくこともありましたが、しばらく行かないと、次に行ったときに


「何で来ないんだ!」


と怒られます。(笑)



なので、今では1週間に1回は遊びに行って、ちゃっかりタダでご飯を食べさせてもらっています。(笑)


今年のお誕生日会は、大きな2段のケーキが出てきました。
去年は、あまりおいしいと感じなかったラオスのケーキも、今年はおいしく感じました。(笑)


出会ってから、ちょうど1年。


この1年で、アムワンはたくさんおしゃべりできるようになり、お兄ちゃんに負けず、元気に走り回って遊んでいます。



この家族には、本当にお世話になっています。



いつもいつも、おいしいご飯ありがとう。

そして、残りの日々も、よろしくです。