外国製の日本製??
昨日から、いつもの仕事に戻りました。
昨日、今日は、今までで一番冷え込みました。
はーっと吐く息も白く、みんなセーターを着込んだり、マフラーをぐるぐる巻きにしてガタガタ震えていました。
私はそこまでではなかったのですが、さすがに半袖は寒かったです。
ちょ、ちょっとがんばりすぎました・・・。(みんなに「上着がないのか?」と心配された。)
昨日は月曜日だったので、たくさんの患者さんが来てにぎわったのですが、今日はさっぱり・・・。
患者さんが来ない間は、ひなたぼっこをしながらぼーっとしたり、しゃべったりしました。
おやつ売りのおばちゃんに
「しばらく見なかったねえ。今日は何買う?いもあるよー。」
と言ってもらえたことが、一番うれしかったなあ・・・。
こういうちょっとした喜びに支えられてます。
そして、母子保健課で予防接種担当の豪快なおばちゃん、カンプーさんが、夜勤で夕飯に呼んでくれました。
病院の夜勤はだいたい5人。医者1人に看護師3人、薬剤担当が1人。
郡病院は救急外来が主で、大きな手術や長期の治療をしている入院患者はいません。
お産、風邪や熱、下痢などで点滴が必要な人が、一晩泊まって次の日に帰るというパターンが多いです。
そしてラオスでは、患者の身の回りのことは全て家族が行います。
着替えも、食事も全て。看護師は診療介助、傷の処置、点滴の管理くらいです。
なので、時間があれば病院で水浴びもするし、ご飯ができたらみんなで食事。
先月くらいまで、スタッフの休憩室で料理をし、テレビを見てわっはっはと笑いながら食べていたのですが、
タイ人ナースが来てから改善され、今は別棟の部屋で料理をして食べています。
そして用がある患者さんの家族が「すみません。」と部屋に呼びに来るのです。
今日は、さやえんどうを大量に買ったので、お浸しを作って持っていきました。
かつお節を説明するのが大変でしたが、何とか食べてもらえました。
食事を済まして、片づけを手伝っていた時、棚の中に炊飯器がありました。
たまにうるち米を食べるので、その時使うんだろうなあと思いながら見ていると、
スイッチのところに「National」の文字が!!
「おっ!!ナショナル???日本製???どこで買ったんだろう。すごいなあ。」
と思い、ほほ〜っとよく見てみると、「National」の前に何か書いてあります。
「・・・・・I・・n・・ter・・・???インターナショナルっっ!!!」
インターナショナルね、あのナショナルの国際版・・・。
って、そんなのないわっ!!(←1人ノリツッコミ。)
思わず吹き出しそうになったけど、ばれるといけないのでガマンガマン。ぷぷっ。
にやにやしながら、
「これ、どこで買ったの?」
と聞いてみました。
すると、
「タラート(市場)よ。」
やっぱり〜〜〜!!ちなみに、タラートは病院から徒歩3分です。(笑)
でも、ここの職員は、そんなことは気にせず買ったと思います。
ご飯が炊ければいいのです。はい。
いやあ、こういう明らかに嘘っぱちのメーカー名は、見ていて微笑ましいです。
私たちのドミトリーにも、「シンセイヒン」とカタカナで書かれた扇風機があります。
日本語だけど、絶対日本製ではない電化製品たち。
たぶん・・・タイ製か中国製?
その努力とセンスに脱帽です。
今度、うるち米炊いてもらおうっと!!