村での健康診断。
今日は、初めて村に行きました!!
今まで、ヘルスポストは行ったことがあるものの、村には行ったことがありませんでした。
本当なら、24、25、26日となぜか3日連続でそれぞれ違う村に行く予定だったのですが、
(←カウンターパートは、「村は疲れる。」というものの、かなりハードなスケジュールを組む。)
最近、村の村長が代わったか、村の組織の中の役割分担が代わったか何かで、
どうやら村は忙しいらしく、最初の2日は延期になってしまいました。(涙)
まあ、こういうドタキャンはよくあること。ここは流して・・・。
とりあえず、今日はドゥアンブッディー村に行ってきました!!
病院からは、車で45分くらい。もちろん途中からは、アトラクション並みの悪路です。
砂ぼこり対策は、いつものように、ジャンバー、手ぬぐい、サングラス!
今日は村のVHVたちが行う健康教育を見に行くのと、妊婦健診、5才以下の子どもの健康診断が
目的です。
会場は、村のお寺・・・ではなく、すぐ隣の商店の軒先。(汗)
でも、お寺があまりにもきれいだったので、思わず写真を撮っちゃいました。
今週末にお祭りがあるらしく、村の人たちが大勢準備をしていました。
入り口の階段にいる竜。
よ〜く見ると、うろこは貝を使っていました。
この貝は、タイからの輸入で、ラオスの人は良く食べています。
きっと食べ終わった貝を使ったんだろうな。
さてさて、肝心の健診ですが、VHVたちと机を並べ、ござを敷き、セッティング。
体重計は病院から持ってきたのですが、身長計はないので、メジャーで測って柱に記入。
人の家の柱なのに、油性ペンで書いちゃった。
この勢い、びっくりするけど、憎めません。(笑)
家の人も「ぼーぺんにゃ〜ん。」(いいのよ〜。)と、快くOK。(←書いてしまった後だけど・・・。)
体重を測り、柱で身長を測り、虫歯のチェックや問診をして記録していきます。
ヘルスポストのスタッフも手伝いに来てくれて、予防接種が終わっていない子や女性(破傷風)に
注射をしていました。
ただ、残念なことに、先週ヘルスポストのスタッフが、月一回の村での予防接種を行っており、
その時にたくさん子どもたちや妊婦さん(現在村には5人いる。)が来たそうです。
そのため、今日の健診には、あまり人が集まりませんでした。
妊婦さんも一人しか来ず、すぐに帰ってしまったので、VHVの健康教育も行えず・・・。
当初計画していた内容と大きく変わってしまいました。
私は、せっかく月に一度、ヘルスポストのスタッフが村に下りるので、その時にこの健診も合わせると、
もっと参加者も増えるだろうし、来てくれた人にとっても、一石二鳥なのに・・・と感じました。
ただ、私のカウンターパートは、病院での業務や会議で忙しいため、ヘルスポストと日程を合わせるのは、
ちょっと難しい・・・という感じ。
でも、今あるものを利用して、もっと中身が良いものになれば、きっと続けていけると思うので、
この調整については、今後また提案してみようと思います。
この村は、郡病院まで遠いため、リスクがなければ、伝統的産婆さんがほとんどのお産を介助しているそうです。
今日、健診に来た子どもたちを見て、
「あの子は私が手伝って生まれたんだよ。」
「あの子もそうだよ。元気に生まれたんだよ。」
と、うれしそうに話している様子や、子どもたちがこのおばちゃんになついている様子を見ると、
村の中でみんなが助け合って生活している様子が何となく見えてきました。
健診はちょっと残念だったけど、こういう村の様子が見れただけでも、今日は行ってよかったと思いました。
最後におまけの1枚。
村で見つけた子どもです。
鋭い目つきで、こちらを見ています。
右の男の子、小さいのに何だかかっこいい!!
でも、くわえているのは哺乳瓶・・・。
思わず笑っちゃいました。