チロ、天国へ。

25日の夜、ちょっと緑茶を飲みすぎ、カフェインに弱い私は、なかなか
眠れませんでした。

ベットで横になっていても、全く眠れる感じがしないので、
午前2時ごろ、ドミトリーの1階でメールチェックをしていました。


そこで、父親から届いたメールを読みました。


実家にいるマルチーズの愛犬、チロが亡くなった、という内容でした。
最後は、苦しまず、静かに息を引き取ったと。



チロは、私が中学校2年生のときに、うちにやってきました。
それから18年と半年。犬としては、立派な大往生です。


メールを閉じたあとも、チロとの思い出が次々と頭に浮かんできました。


うちに来た最初の晩、不安でクンクン鳴いて、いつまで経っても寝な
かったチロ。
布団に入れてあげたら、安心したのかそのまま寝てくれたのですが、
それから毎晩一緒の布団で寝ることになりました。


冬に机に向かって勉強しているときには、必ず「膝の上に乗せてー!」と
言ってきて、膝の上で湯たんぽ代わりになってくれました。


大学で家を出て、帰省するたびに、喜んで迎えてくれてたけど、
最近はボケてきたのか、あんまり相手にしてくれなくなりました。
でも、夜寝るときには、私の布団のそばに寝ていました。


ラオスに来るときには、もう二度と会えないだろうなあということを
覚悟していました。
最近、具合が悪そう、というのを実家からのメールで知っていたので、
そろそろかな・・・と思っていたけど。

やっぱり悲しいです。


緑茶で眠れなかった上に、このメールを見て、涙が出て・・・。
ますます眠れなくなりました。
そして、仕方がないので本を読み始めたら、それが面白くて、さらに眠れず。


結局、朝方まで起きていました。


「チロが、天国に行きますように。」


そう、心で願いつつも、さらに


「もし、よかったら、私に取り憑いているであろう、感染症の悪いものも、
一緒に持っていってください。」

と、ずうずうしいお願いまでしちゃいました。


最後はやせ細って亡くなった老犬に、重い荷物を背負わせるのもいかがな
ものかとも思いますが、きっと、チロならやってくれるはず!!

よろしくね!!(←ひどい飼い主?)


ちょっと、大変かもしれないけど、天国に無事に着いたら、重い荷物は
捨てて、先に天国で遊んでいるレオ君と仲良く遊んでね〜☆