マラソン大会。

おとついの土曜日、ビエンチャンでミニマラソン大会が開催されました。
これは、7月14日から世界各国の環境団体や旅行団体が参加する「世界エコツーリズム会議」が、ビエンチャンの高級ホテル?ドンチャンパレス・ホテルで開催されていて、その関連行事として、マラソン大会が開催されたのです。

大人も子どもも、走る距離は5km。

日頃から全く運動をしていない上に、通勤所要時間、徒歩15秒という場所で生活している私にとって、ミニマラソンの5kmはフルマラソンに近いものがあります。
しかも、高校で7kmのマラソン大会(そのほとんどを歩いた。)以後、まともに走ったこともないし・・・。

でも、新隊員を初め、一緒にプロジェクトをやっているPOMOSOメンバーも出場するというので、私も出ることにしました。


朝6時、12人で1台のトゥクトゥク(バイクタクシー)に無理やり乗り込み、スタート会場のタートルアンへ。
こんなに朝早く、市内に出たのは初めて。
道の途中で、托鉢に回るお坊さんに出会いました。



タートルアンは、曇り空の中でも、金色に輝いていました。



会場には、1000名余りの参加者が、それぞれ準備運動をしていました。
思ったより、ラオス人もたくさん参加していました。

怪我をしないように、しっかり準備運動をして、いざ、スタート!!

↓まだ、元気。(私はグレーのスウェット着てます。)


途中にある、パトゥーサイ(凱旋門)までは走るぞ!!と決めていたので、ゆっくりのペースながらがんばりました。
幸い、この日は曇り空だったのですが、ムシムシ暑くて、走っていてもどんどん汗がでてきました。
しっかり腕を振って、あごを引いて走っていたものの、やはり普段運動していない身体には、5kmはきつすぎました。

途中から歩いて、最後のメコン川沿いはゆっくり走りました。
増水して中州が見えなくなったメコン川の景色を味わう余裕は、一つもありませんでした。

ドンチャンパレス・ホテルの前でゴール!!



参加した協力隊員、14名はみんな無事に完走(途中歩いたけどね。)しました!!
年齢別の上位入賞者の表彰の後、今回は、何と参加賞として全員にメダルが配られました。
表にはラオスの国旗、裏にはタートルアンの絵が描いてある、立派なものです。



これは記念に残るので、すごくうれしかったです。
走った直後は、もう二度と走るかと思ったけど、これがもらえるなら、来年もがんばってみようかな、とちょっと思いました。

8時半には、全て終了し、てくてく歩いてドミトリーに帰りました。
エコツーリズム会議の関連行事だったのに、帰り道に給水所で渡された水のごみが、たくさん捨てられていたのはとても残念でした。
ラオスでは、まだまだエコの概念は定着しなさそうです。



と、まあ、ここで終わればいいのだけれど・・・・・・・・。


運動不足+30才を軽く超えている年齢。

この公式が導き出すものは?


↓↓↓

はい、その通り。


=体が悲鳴を上げます!!!!!


土曜日の午後から、まず、股関節と足首がおかしくなり、日曜日には、寝返りや立ち上がるのでさえ、「うう・・・。」と地の底から聞こえるような、低いうなり声を上げるようになりました。

階段を昇るのは何とかできるものの、階段を降りるときには、壁や手すりにつかまり、まるで産まれたての小鹿のように、震えながら一段ずつ降りました。
後輩隊員には、「小鹿でも、産まれて30分もすれば、歩けますよ〜。」と言われたけど・・・。
私は、全くだめでした。

きっと、こんなんじゃあ、怖い肉食動物に食べられてしまうのでしょう。

ああ、人間でよかった・・・。

サイタニーに帰るバスでも、降りるときには、「ちょ、ちょっとまってね・・・。」と断って、ゆっく〜り降りました。

今日は、ずいぶんよくなったものの、まだ歩き方がおかしいみたいで、ラオス人から笑われてしまいました。

ここまでひどいとはね・・・。


このまま来年も出たら、また恐ろしいことになりそうです。
出ない方がいいのかな・・・。


ここで、運動をしようと思わない私。


これがいかんのだな、きっと。