初めての日食。そして、またまた新入り。

今日は、皆既日食の日でしたね。
みなさんのところでは見えましたか?

サイタニーは、夜からの雨で、朝も雲がどんより・・・。
「あー、これじゃあ無理だなあ・・・。」とあきらめながら出勤しました。
朝の全体会議の後、8時半頃に外に出ると、雲の切れ間から太陽がうっすら見えてきました。
「これはチャンス!!」
と思い、慌てて家に帰り(走れば10秒。)、サングラスをかけて太陽を見てみると、左下のほうが欠けた太陽が見えました。
そばにいた大家のじいさんやおばあさんも一緒に見ました。
じいさんも、「おおぉ〜〜〜!!!」と感動した様子。

そのまま走って病院に戻り、母子保健課のみんなを呼びました。(←仕事しているのに。)
初めは、私が「太陽と、月が一緒に見えるよ。」と訳のわからないラオス語で言っているので、みんな何のことか分からなかったみたいだけど、そのうち走ってそばに来て、次々にサングラスを回してみんなで見ました。

結局、部分日食しか見れなかったけど、私は産まれて初めて見ました。
いやあ、何だか感動!

次に見れるのは一体何十年後なのでしょう?

これもラオスでのいい思い出になったかな。



さて、話は変わり・・・。


大家の犬のなっちゃんがうちを去って、1ヵ月半以上が経ってしまいました。
大家のじいさんは、もうあきらめたようで、先日新しい犬がまたやってきました。

今度は2匹。
オスとメスの兄弟です。

オスは茶色いので、茶色の「ち」を取って「ちーちゃん」。
メスは白いので、ラオス語で「ミルク」という意味の「のんちゃん」と名前をつけました。(←いつものことながら、私が勝手につけた。)

産まれたてではなく、すでに身体はやや大きいのですが、まだ子どもです。
2匹は仲がよく、いつも庭のテーブルの下で重なり合って寝ています。

初めて会ったときには、私を見るなり「ウゥ〜!!」とうなって吠えてきました。
私のことが怖いらしく、近寄ると逃げるので、ここ数日、仕事から帰ってくるなり、のんちゃんたちの側で、しゃがんでいろいろ話しかけていました。
じりじり距離を縮め、まず、のんちゃんに触ることに成功!
のんちゃんは、好奇心が旺盛のようです。
警戒しながらも、しっぽを振りつつ側に来てくれました。
普段も、おばあさんの庭仕事の側にいたり、結構人懐っこいです。

それに比べ、ちーちゃんは、警戒心が強く、びびりです。(笑)
のんちゃんと私が仲良くなったので、こわごわ側に近寄って、触らせてくれるようになりましたが、今でも私が外へ出ると、「ウゥ〜。」とうなります。
話しかけると、やっと慣れて、しっぽを振って近寄ってくるんだけど。

本当に慣れるまでには、もう少し時間がかかりそう・・・。


なっちゃんはちょっとぶさいくだったけど(←失礼!)、この2匹は本当にかわいいです。
病院にいて、2匹でじゃれてるのか、「キャンキャン!」と声が聞こえると(何せ近いもので。)、大丈夫か?!と心配になったり、午後は早く家に帰りたくて仕方がありません。
まるで、赤ちゃんが産まれたサラリーマンのお父さんの気分???(←わかりづらい?笑)

また、サイタニーでの暮らしが楽しくなりそうです。

近所には、怖い犬もたくさんいるので、どうか2匹が元気で大きくなりますように。
そして、大きくなっても、どこかへ行ってしまいませんように。

どうかどうか、お願いします!