卵ですか?鶏ですか?

さて、報告書やら(3号まだです。汗)大掃除やら、書類の整理やら、やらなきゃいけないことは山積みなのに、やる気が起こりません。


こんな日もあるか。(←いつも?)


まあ、やる気が起きるまで、家でうだうだしています。



来週の月曜日から、ラオス語の語学研修が始まります。

「今さら?」という感じですが、協力隊員は、ラオスに来て1年を過ぎた頃に、希望すればラオス語の語学研修が受けられます。
普段の生活では、ある程度のラオス語を話せるようにはなりましたが、専門的な細かい部分や、単語の使い方、文章の書き方、文法など、「何となく」使っている部分をここでしっかり勉強しよう!というのです。
先生は自分達で探し、期間も内容も自分達で決められます。
今回は、同期4人と、次の隊次の1人、計5人で4日間行なう予定です。

ここで勉強して、まあどれだけレベルが上がるか分からないけど・・・。日頃の「言いたくてもうまく言えない!」という一言を、しっかり学びたいと思います。


ラオス語は、私にとっては本当に難しいです。

文法はシンプルなのですが、同じ意味の単語がたくさんあるのと、発音。本当に発音には、いまだに悩まされます。


原因は、似たような子音が多いのと、声調があること。


例えば、「カイ」という単語があります。

日本語では「カイ」としか書きようがないのですが、ラオス語では、「K」の子音が3つあるのと、同じ単語でも声調記号の有無、種類によって、全く意味が違ってきます。

「カイ」だけで、「鶏」、「卵」、「開ける」、「近い」、「遠い」、「熱」などの単語があります。(書くと全て違う。)

そのため、市場に行って

「カイ(卵)どこで売ってるの?」

と聞くと、ラオス人は鶏肉が売っている、肉屋ゾーンを指差します。(涙)


また、受診に来た妊婦さんに、

「あなたの村は近い(カイ)の?」

と聞くと、

「カイ。」

と答えられます。



・・・・・・・・で??

近いの?遠いの?    

結局、答えが分からん・・・。



という感じです。


こうなったら、感覚と、ジェスチャーを使いこなすしかない!!

なので、今では私のラオス語が通じているのか、ジェスチャーと顔芸が通じているかは謎です。(笑)

まあ、恐らく後者でしょうが・・・。


2年間過ごしても、「卵」の「カイ」と、「鶏」の「カイ」の言い分け、聞き分けはできないような気がします。


もうそこはあきらめた!!

開き直って、ラオス語のお勉強、がんばろうっと!!