2009年、最後に思うこと。

2009年最後の日記です。

今年は、ラオスにどっぷり浸かった1年でした。



と、書いてみて、ふと・・・。



本当にどっぷり浸かったのかなあ・・・。


浅〜いところで、ちゃぷちゃぷ遊んでただけじゃないのかな?



POMOSOの活動で、村に下りたし、トレーニングもやったけど、たった数回のイベント的な活動で、やったつもりになってるだけじゃないのかなあ。


「村に下りた」「トレーニングをやった」という結果だけに満足して、「やってどうだったか、次にどうしていこう」ということはほとんど考えないカウンターパートに対して、分かってもらえるように自分で努力しただろうか?


地域母子保健改善プロジェクトは、何も地域に行くことばかりが活動じゃない。
院内スタッフのレベルを上げて、地域のお母さん達に病院に来てもらうようにするのも、活動の一つ。


さて。
ほぼ毎日やっている妊婦健診の中で、スタッフの知識や技術が上がるように、努力しただろうか?

私のやり方や妊婦さんへの説明を真似して、ただ計測だけでなく、妊婦さんに説明してくれる人は増えたけど、「どうして」それをするのか、ちゃんと根拠まで一緒に考えられただろうか?

自分が妊婦健診をしたときには、「ありがとう。」と言ってくれる妊婦さん。
自分が妊婦健診をしていると、最後のほうにはいつの間にか、私を置いて休憩しているスタッフ。

呼びに行くより、ついつい楽しいからそのまま1人でやってた。


でもそれじゃあ、だめなんだよなあ。



今まで、言いたいことが言えないから、言えるようになるまでは見ていようと思ってた。
でも、未だに言いたいことは言えない。
そして、1人でイライラしたりしていた。

「言いたいことが伝わらない。」
「言っても分かってもらえない。」
「言っても、行動は変わらない。」

伝えようとして、伝わらなかった経験を何度かすると、「どうせ、言っても・・・。」という諦めがでてしまう。
頭だけで決め付けて、1人で結果を出して、1人で悶々している。



そして、同じようなことをここに何度も書いているような気が・・・。

これが一番問題。
私って、成長してないなあ・・・。



残り9ヶ月を切りました。
実質、活動できるのは、あと8ヶ月。


もう時間はたっぷりあるとはいえませんよ〜!!