サワンで年越し。

明けましておめでとうございます。

みなさんは、どんな年越しをされましたか?


私は、2009年最後のブログで、やや凹み気味でしたが・・・。
気分転換に、お正月の連休を利用して、ラオス中部のサワナケートに行ってきました。

サワナケートは、ビエンチャンから約500km南へ下ったところにある県です。
東はタイ、西はベトナムと国境が接していて、物や人がたくさん行き来しています。


今回は、ビエンチャンから1人でバスに乗り、約9時間かけてサワナケートにいる隊員を訪ねていきました。


さあ、サワナケートといえば!!!!


何といっても、ラオス唯一の恐竜博物館!!??(笑)


入り口には、恐竜の足跡があり、中に案内してくれます。



1990年から、10年間フランスのプロジェクトが入り、サワナケートで発掘が行なわれ、4種類の恐竜の化石が発掘されたそうです。

博物館自体は、とても小さく、展示室も1つ・・・。

でも、博物館の優しいおじさんが、つきっきりで丁寧に説明してくれました。(←他に人がいなかったから。)

そして!!


じゃーん!!

恐竜の骨を持って、写真撮影!
展示室の隣には、まだきちんと整理されていないたくさんの骨や化石が無造作に置かれている部屋がありました。
おじさんは、そこに案内してくれて、「はい」と、骨を手渡してくれたのです。(笑)

うーん、貴重な体験。

たった30分で見学し尽くしてしまう博物館ですが、サワンに行ったらぜひ。


晦日に、サワンの街を自転車で走り回ったのですが、とてものどかで、いいところでした。


赤土の道だけど、きれいな道だったなあ。


お正月に向けて?のお供えがしてあったり・・・。
こういうの、インドネシアのバリ島に行ったときにも見かけました。


とても鮮やかな色の花が咲いていたり・・・。
ラオスは、いつでも花がたくさん咲いています。


バイクの修理屋さんが、店の空気入れを利用して、たくさんの風船を用意していたり・・・。


私は全部の県を回ったわけではないですが、ラオスの町は、どこも似ているようで、何となく違う感じがします。
のんびりしているところは共通かな。


サワンの町で、よく見かけたのが、タイヤで作ったゴミ箱。



町のいたるところにありました。
まだまだポイ捨ても多いけど、廃棄物を利用したこういう試み、ぜひビエンチャンでもやって欲しいです。


そして、2009年最後の夕日。


メコン川をはさんで、タイに沈む夕日を見ながら、来年も楽しい1年でありますように、と願いをこめました。


そして!!今回のサワナケート訪問の最大のイベント!!
サワナケート隊員の作るお料理です!!

サワンの柔道隊員は、柔道も強いけど、料理もうまい!!
晦日の天ぷらそばもおいしかったけど、元旦のお節はもう感動・・・。



どーん!!すごいっっ!!の一言です。

このお料理、七輪を使っています。火起こしから、火加減の調節まで、慣れたもの!
七輪3つを使いこなす・・・。

彼女は真の料理人です。(注:職種は柔道隊員)


見た目だけじゃない、味も最高です。
お節だけでなく、重箱まで手作り!!



すばらしい・・・。(涙)



嫁に来て欲しい隊員、ナンバーワン!!(笑)


他にも、お雑煮、おはぎ、チーズケーキ、モンブラン、ブラウニーなどなど・・・。
私の2010年の出だしは、最高でした。


ありがとう〜〜〜!!


2日は、同じくサワンで活動している他の隊員と、郊外のタートインハンへ初詣。


ラオス仏教徒の総本山?と言うには、ちょっと小さかったけど・・・。
たくさんの参拝客がいました。


タートインハンにいた尼さんに、腕に糸を巻いてもらい、今年も元気に暮らせるようにお願いしました。


帰りは、湖のほとりにある小屋で作ってきてくれたおにぎりを食べてピクニック。
ラオス人もピクニックは大好きなようで、たくさん並んだ掘っ立て小屋?はどこも一杯でした。

遠くで水浴びをしている水牛や、犬を見ながらのどかな時間を過ごしました。


後輩隊員のお世話になりっぱなしだった3日間・・・。

本当にありがとう。


さあ、今年もがんばりますよー!!

みなさま、今年もよろしくお願いします!!