ごみはゴミ箱に。

先週は、隊員総会がありました。

1年に2回、ラオスで活動している協力隊全員がビエンチャンに集まり、事務所への要望を出したり、隊員間で話合いをしたりします。


総会中には、みんなでいつも使っているドミトリーの清掃をするのですが、今回は今までと違って隊員がデザインしたおそろいのTシャツを着て、ビエンチャン市内の清掃を行ないました。

写真がないのが残念だけど・・・。

とても暑い日だったけど、見ていたラオス人も数人手伝ってくれて、道端の大量のごみを拾いました。


ここで、ラオスのごみ事情。

ラオス人は、びっくりするほどポイ捨てをします。
食べてたとうもろこしや果物の皮や種はもちろんのこと、ビニールも、缶もビンもポイポイ捨てます。

今回の市内清掃は、ほとんどの人が「何やってんだ?日本人・・・。」という感じで見ていて、何となくイベントみたいな形になってしまいました。

・・・が、普段私達が出しているごみにも意識を向け、日々の生活の中からごみを出さないようにしていかないといけない!という環境教育隊員からの提案により、今回の総会より、環境委員が発足しました。

ラオスにいる限り、私達がラオスのごみを増やしているのも確か。
集められたごみは、ビエンチャンでは何でもかんでも一緒に埋め立てているそうです。
医療ごみも、針や薬が入っていたアンプルなどは、病院では分けてはいても、結局持っていく場所は同じ・・・。

血液で汚染されたごみや針が埋まっている中を、再利用できる鉄などを探しにビーチサンダルを履いた大人や子どもが歩き回っているそうです。

これはとても危険なこと・・・。

結局、ごみは一ヶ所に集まるので、分別しても意味はないように思いますが、いつか分別する日が来たらしっかりできるように!!自分の生活や職場の中で心がけていきたいなあと思います。