スタディーツアー。

今週、日本助産学会のスタディーツアーがラオスへやってきました。
助産学会のスタディーツアーは、今回が初めてだそうですが、それがちょうどラオスだなんてねー。これも何かの縁ですかね。


このツアーには、日本国内で助産院を開業されていたり、全国の大学で助産教育をされている先生方や看護学生などなど、計18名が参加されていました。


火曜日の夜は、ビエンチャンで活動している医療隊員やシニア隊員をお食事に招待していただきました。おいしいお食事と、日本からのお菓子や雑誌のお土産をいただき、とてもありがたかったです。

いつかお会いしたいなあ、と思っていた神戸の開業助産師の先生も参加されており、今回会ってお話をさせていただきました。だいぶ緊張しましたが、とても優しい雰囲気と笑顔で気さくに話してくださったので、すぐに緊張も取れ、楽しく過ごさせていただきました。


水曜日は、POMOSOの活動見学のため、同期隊員が活動するパークグム郡へ行きました。私と他の郡の隊員も、パークグム郡の村落巡回に同行させていただきました。

今回は、村のお寺を会場に、子どもの健康診断、予防接種、妊婦健診、健康教育、お粥の配布が行われました。


↑診察の様子。


ラオスのお母さんは、いつでもどこでも授乳しています。
私は、この光景が大好きです。

↑お粥のお味は・・・?セープボー?(おいしい?)


私たちJOCVは、いくつかのグループごとに、内容や流れを説明したり、参加している日本人の方からラオスのお母さんへの質問に対して、通訳をしたりしました。
ラオスのお母さんは、最初は恥ずかしがりながらも、日本からのお客様をとても歓迎してくれて、いろんな質問にも答えてくれました。

お産のこと、オムツのこと、授乳のこと、スリングのこと(ラオスでは、お母さんが1枚の布で上手に使っています。)、いろんな質問や感想は、私にとっても「そういう見方もあるのかー。」と、新たな発見もあり、助産師の目はすごいなと思うことが多々ありました。


助産師の大先輩の方々や看護学生の皆さんに、ラオスはどのように映ったのでしょう・・・。


「日本からのお客様」効果は、郡病院やヘルスセンタースタッフにも影響し、みんなの服装や化粧にも気合いが見られました。(笑)
健診も、お粥の配布も無事に終わり、一緒にお昼ご飯を食べて、スタディーツアーの一行は、南のカムワン県へ。
カムワン県では、同じく母子保健活動をされているNGOの活動や県、郡病院の見学をされるそうです。



今回、短い時間でしたが、活動に同行したりお話しする中で、助産師のパワーや優しさ、温かさを感じました。
また、教育に携わっていらっしゃる先生のお話を聞き、これからの進路についても参考になるお話を聞くことができました。今のところ、進学は考えてはいないのですが、長い目で見ると、そういう道もあるかなーと考えたり・・・。

いろんな道があるんだなあと考えております。


答えはいつ出るかなー。

ここは、ラオス時間でゆっくり考えてみたいと思います。