隊員総会、終了。

昨日で、隊員総会が終了しました。今日は移動日。みんなが再び任地に帰る日です。朝早い飛行機の便で帰る隊員もいれば、私のようにのんびり夕方のバスで帰る隊員もいます。にぎやかだったドミトリーでみんなを次々に見送り、どんどん人が減っていくのは寂しいものです。

さて、今回の隊員総会もかなりのハードスケジュールでした。この前の記事で、土曜日に行なった市内清掃について書きましたが、次の日の日曜日には、隊員の企画でバレーボール大会が行なわれました。
ビエンチャン市内にある国立リハビリテーションセンターの体育館をお借りし、隊員は自由参加だったのですが、ほとんどの隊員が参加しました。チームはラオスの北部と南部に別れ、ゲストチームとしてJICAラオス事務所の職員チームも参加しました。
去年までは、ラオスの協力隊員は30人弱で、なお且つ女性隊員が多かったため、割りとおとなしい感じだったのですが、ここ1年で隊員数が一気に50人近くまで増え、職種のバラエティや男性隊員が増えたことで、こういう企画が出るようになりました。
まず、北部VS職員チーム、南部VS職員チームが対戦したのですが、どちらも職員チームが勝ち、若さだけじゃだめだということがよく分かりました。(笑)

最初の職員チームとの対戦では、私が入った北部チームはチームワークもばらばらでまとまりがなかったのですが、その後の北部VS南部の試合では、しっかりまとまり、2セット先取で勝ちました!!私もちょっとだけ試合に出たのですが、アップの時点で、コンクリートの床で膝をすりむき、ズボンに穴が開き、試合では左の腰がぐきっとなり・・・。ああ・・・。(涙)で、でも!必死でみんなについていきましたっ!(汗)どの試合も盛り上がり、本当に楽しかったです。体育館の中は、サウナのように暑く、ベンチで応援しているだけで大汗をかくほどでしたが、誰も負傷者を出すこともなく、無事に終わることができました。ラオス隊員の中には、バレーボール隊員2名、体育隊員で主にバレーボールを教えている隊員が1名いるのですが、それ以外でも、隊員の中で中学や高校でバレーボールを経験している人が多いことにびっくりしました。だから盛り上がったのねー、きっと。レクリエーションにこの種目を選んだのは、大正解!!企画してくれた隊員に、感謝です!

さて、金曜日の送別会から、土曜日の市内清掃、日曜日のバレーボール大会、さらに連日に及ぶドミトリーでの飲み会で、かなりみんなお疲れモード。週明けの総会2日目は、分科会や健康管理員の講座、中間報告会が行なわれましたが、かなりまったりとした感じでした。
そして、その日の夜は、いよいよ20年度1次隊の帰国!みんなで空港までお見送りに行きました。

私たちは、今までたくさんの先輩隊員を見送ってきましたが、今回で最後のお見送り。いよいよ私たちの隊次が一番古株になってしまいました。次は私たちが見送られる番です。この総会中に、帰りの飛行機の見積もりを事務所に提出したり、飛行機の予約を取りました。何だかいよいよ近づいてきたー!という感じです。私たちの帰国は、今回の隊員総会のようにみんなが集まる機会がないので、地方で活動する隊員によっては、今回の総会で会うのが最後という方もいます。そう思うと本当に寂しいもんです。

さて、帰国隊員を見送ったあとは、そのまま空港内を移動し、22年度1次隊の新隊員3名をお出迎え!!同じ日に帰国と赴任が重なるのは、初めてのことです。

寂しい気持ちのあと、すぱっと切り替え「いらっしゃ〜〜〜い♪♪」と迎えるのは、何だか複雑な感じでしたが、新隊員の初々しい笑顔とまだまだ日本人の格好(←当たり前。笑)を見ると、これまた自分たちのことを思い出して懐かしくなりました。
そして、最終日の総会は、さらにまったり・・・。もうみんな、限界です。気力で眠気を抑え、がんばりました。(笑)午前中だけで終わって本当に良かったー。夜の新隊員の歓迎会も無事に終わり、半年間の私の歓送迎会委員の仕事も終了。次の委員への引継ぎも終わり、これで安心して帰国モードに入れます。

あと3ヶ月で2年間の活動が終わる予定ですが、この間にいつも見ていたメコン川は大きく変わろうとしています。前は、夕方になると屋台でいっぱいだったのに、今は広い公園にするための工事がどんどん行なわれていて、なーんにも無くなってしまいました。

でも、この夕焼けだけは変わらないかな。こうやってメコン川の夕焼けを見れるのも、あと少しなんだと思うと何だか切ない気持ちになります・・・。

日本到着まで、あと90日!