命がけの観覧車&狂ったメリーゴーランド。

またのんびりした日常に戻りました。

さて、先日総会中にワールドカップの試合をみんなで見たという記事を書きましたが、その帰りに、近くのナイトマーケットに行きました。そのナイトマーケットには、移動遊園地の遊具がいくつかあり、たくさんの子どもや大人たちでにぎわっていました。

タイで活動中のみのちゃんの日記でも、タイの移動遊園地が紹介されていましたが、ラオスにも同じようなものがあり、その中でも観覧車とメリーゴーランドはなかなかのものでした。
まず始めに、観覧車に乗ろうとした私たち。

観覧車の前でお金を集めている兄ちゃんに、「何人乗れるの?」と聞くと、「4人乗れるよ。」とのこと。
じゃあ、4人で乗ろう!としたところ・・・。

2人でぎゅーぎゅー。(笑)

普通に向き合って座ると膝がぶつかるため、体の向きを変えてずらさないといけないぐらい、狭っっ!!(汗)さらに、観覧車自体の高さが低いので、上に上がって、「そろそろ夜景でも見えるかしらん♪」と思った途端、下降↓↓・・・。(涙)何を楽しめばいいのやら・・・。

しかし!!侮ってはいけません。
この観覧車、小さい割にはかなりのスピード。その上、「止まって!」と言わない限り、いつまでも乗れるというお得な(?)乗り物!ただし、誰かが「乗りたい。」または「降りたい。」と言えば、いつでも止まるので、ちょこちょこ止まってしまうこともあります。止まるとかなり横揺れする上に、そのまま回りだすと、上下の動きが加わり・・・。食後すぐの乗車はお勧めいたしません。
私たちは、もう降りたいと思ってから、観覧車の係の兄ちゃんに「おーりーたーいー!!」と訴えていたものの、兄ちゃんが気付かなかったり、近くにいないばかりに、さらに数週回っていました。(涙)結局、反対側に観覧車を操作している別の兄ちゃんがいて、その人に言ってやっと降ろしてもらうことができました。その兄ちゃんは、観覧車を動かしているモーターに大きな木の棒を突っ込み、無理やり止めるというワイルドな操縦をしていました。何とか無事に降りた私たちですが、地上についても観覧車の進行方向に思わず体が動いてしまい・・・。気持ち悪い・・・。
ラオスの子ども達は、これが楽しいのか!?そこは一生分かり合えないと思います。

ところで・・・。観覧車の上から見つけた、このキャラクター。

たぶん、キティーちゃんだと思うんだけど。キティーは猫なのに、これは何だかねずみ顔??また私のコレクションが一つ増えました。ぐふふ。(笑)

そして、その隣にはメリーゴーランドがありました。

観覧車と同じくらいの年代物で、動くとぎーぎー音がします。よーく見ると、メリーゴーランドの乗り物に、見慣れた顔ぶれが・・・。

まず、これはみなしごハッチ?何だか表情に哀愁が漂っています。

そして、これは・・・。

これは、一体何でしょう?もしかして・・・ダンボ???ダンボだとしたら、ちょっと・・・いや、かなりひどすぎます。薬か何かを一服盛られたんじゃないか?という表情。こんな顔をしたダンボに子ども達が喜んで乗る光景を、ウォルト・ディズニーが見たら・・・。天国で悲しむこと必至です。

極めつけは、こちら↓↓。

もう、言葉がありません・・・。
一瞬、空飛ぶドラえもん?と思いますが、背中にあるのは、羽ではなく、子どもが乗る椅子です。これは、ダンボに匹敵するひどさです。4次元ポケットすら持っていないドラえもんは、もはやドラえもんではありません。ここで不気味な笑みを浮かべたまま、一生回り続けるしかないようです。

ラオスの子ども達に、本物のドラえもんを見せてあげたい!と思うのは、私だけでしょうか・・・。(涙)