デング注意報。

雨季に入ったこの季節、ラオスではデング熱が流行しています。
デング熱とは、蚊が媒介する感染症で、発熱、頭痛、関節痛などの症状が出ます。治療薬がないので、熱や痛みが落ち着くまで、解熱鎮痛剤を飲むしかないのですが、デング出血熱になると大変です。今年は、ビエンチャン市内でも、2名死者が出ています。
私のいる郡病院でも、最近デング熱の患者さんが多く、先日は入院ベッドが9床あるうちの8床がデング熱の患者さんでした。病院のすぐ隣に住んでいる私・・・。気をつけないといけません。

JOCVも、5月に1人が感染し、現在も2名が療養中。うち1名はタイで入院中です・・・。
ラオスで病気になると、ラオスの医療レベルはまだまだ低いので、首都に上がってきてベルギー人医師が開業しているクリニックを受診します。そこで診断がつかなかったり、入院が必要なケースは、タイのウドンタニにある病院へ行きます。
入院が必要なければ、ドミトリーで療養するのですが、ドミトリーだとだいたいいつも誰か泊まっているし、ビエンチャン隊員の家も近いので、みんながいろいろと助けてくれます。私も以前療養した時には、みんなが作ってくれるご飯や、買って来てくれる物を食べて過ごしました。家に一人でいると不安だし、買い物も行けないし、ラオス人も心配してくれるけど、病気の時にラオス語を聞いたり話したりするのは大変なので、ドミトリーがあるのは、本当にありがたいなーと思います。

さて、日本到着まで、あと79日。
最後は忙しくなりそうですが、栄養と睡眠をしっかりとって、防蚊対策をして、元気に過ごしたいと思います。