ラオス南部の旅〜ウボンラチャタニー編〜

今年の雨季は雨が少ない、というのは前にお伝えしましたが、最近はしっかり雨が降るようになりました。昨日も今日も、わんさか降ったり、しとしと降ったり・・・。降り方は様々ですが、潤ってきています。日本は体温以上の猛暑だそうですが、今はラオスの方が涼しいかもしれませんね。
ちょっと涼しくなったおかげで、食欲が止まりません!!(汗)もう少しで帰国なので、引き締めて帰りたいところですが、逆になっちゃいそうです・・・。でも、ラオスの果物やデザートもあと少ししか食べられない!となると、ついつい手が・・・。誰か、止める方法教えてくださーい。

さて、ずいぶん時間が経ってしまいましたが、南部旅行の日記をアップしたいと思います!

まずは、タイのウボンラチャタニーから。
バスでラオス南部チャンパサック県の県庁所在地、パクセーに到着後、国際バスを利用して、タイのウボンラチャタニーに行ってきました。タイの東北地方であるウボンに行く目的は、「JOCV・SV(シニアボランティア)の同期に会うこと!」です。NTC(二本松訓練所)で同じ生活班だったSVの方が、ウボンラチャタニーで活動されていて、隣の県で活動している同じ班長仲間のみのちゃんも遊んでくれるということで、行ってきました!
タイとラオスの国境は、いくつか開いていますが、ほとんどがメコン川を挟んでいるので、舟で渡るか橋を渡ります。しかし、パクセーの国境は、パクセーの中をメコン川が流れているので、数少ない陸路の国境越えとなります。

これがラオス側のイミグレーション。
バスを降りたあと、特に案内もないので、とりあえずみんなに着いて行って出国手続きを済ませました。しかし、このあとどこに行くのか、バスはどこで待っているのか分からず・・・。置いていかれては困るので、手当たり次第人に聞くと、歩いてタイ側に行けとのこと。
そして、やっと見つけた国境越えの道。

こんな狭い道分かるかーっっ!!(怒)
何とも不親切な国境でした。タイ側で入国手続きを済ませると、ラオスから乗ってきたバスが待ってくれていました。何とか無事に国境を越えられました。

しかし、陸路での国境越えは、検査がとても甘い。バスの中に大きな荷物を預けた場合、荷物はバスと一緒に移動するので、エックス線などの検査もありません。なので、何でも持ち込むことができそうな感じ。検査はあるけど、扉を開けてチラッと見るだけだし・・・。日本は、飛行機や舟でしか国境を超えられないので、かなり厳重ですが、ラオスのように周りを5つもの国に囲まれて、国境をあちこちで開いていると、いろんなものが自由に入ってくる可能性があるなーと感じました。

さて、ウボンのバスターミナルに付くと、同期のみのちゃんと無事に合流。カフェでSVの方とも合流し、そのままお家に移動しました。行く前に、日本食のリクエストを聞かれていたのですが、そのリクエスト通り、たくさんの日本食を作ってくれました!

煮込みハンバーグ、ひじきの煮物、酢の物、きのこの炒め物などなど・・・。お腹いっぱいいただきました。久々の再会に、話も尽きず・・・。楽しいひと時でした。

次の日は、お昼ぐらいまでお家でまったり・・・。SVのお母さんに別れを告げ、みのちゃんと市内へ向かいました。
手工芸で活動しているみのちゃんが、村のおばちゃんたちと作った品物を、雑貨屋さんに卸に行くというので、同行させていただきました。
ウボンの町の中にある雑貨屋さんは、とてもかわいくて、一目ぼれ。

みのちゃんが前に卸したカメのポーチも店頭に並んでいました。

そして、市内の大学で行なわれいる一村一品の展示&販売会を見に行ったり、お寺に行ったりしました。
お寺では、カオパンサー(入安居)の日に行なわれるロウソク祭りのパレードのための山車が作成されていました。

ウボンラチャタニーは、ロウソク祭りが有名らしいのですが、私のイメージでは、夜にたくさんのロウソクに灯がともるのかなーと思っていたのですが、各お寺でロウソク彫刻の山車を作り、そのパレードが行われるそうなのです。

それにしても、このロウソク彫刻の大きさと細かさにびっくり!!長い時間をかけて作っているのかと思いきや、何と4、5日で作っているとのこと。いやー、タイ人の連携とがんばり、すごいです。
日程の関係で、このお祭りを見れなかったのは残念だけど、こういう準備の様子だけでも見れてよかったと思いました。