ラオス南部の旅〜シーパンドン編①コーンパペンの滝とコーン島・デッド島〜

今度こそ、サラワン隊員に別れを告げ、パクセーに戻りました。そこで、サワナケート、サラワン、アタプー、ビエンチャン隊員と合流し、旅のお供は一気に9人に!!これだけ人数が集まったので、レンタカーを借りて、パクセー南部にあるシーパンドンを目指します!
シーパンドンは、パクセー南部を流れるメコン川の流域にある島々のこと。直訳すると、「4千の島」という意味。この地域には、大小あわせてたくさんの島があります。パクセーから約3時間、嵐になったり、雨がやんだり、雨雲と追いかけっこをしながら走ります。でもレンタカーなので、濡れることなく快適♪
そして、コーンパペンの滝に到着した時には、ちょうど雨は止んでいました。

ラオス最大の滝は、先ほどの雨で水量が増し、かなりの迫力!!しかし、雨季のため水は茶色・・・。もうちょっときれいかと思ったけど・・・。きれいな滝を見るには、乾季がいいそうです。

ここも、自己責任で滝の中の岩まで行くことができます。この濁流に飲まれたら、終わりだな・・・と感じつつも、岩の先で記念撮影。協力隊、怖いもの知らずです。

さらに車に乗って、舟でシーパンドン最大の島、コーング島に行きました。とりあえず、この島を拠点に観光することにしました。夕方、みんなで散歩に行きましたが、のんびりしていてとてものどかなところでした。

そして次の日、舟で下ること1時間半、コーン島・デッド島へ。

ラオスには、鉄道はありませんが、昔フランスがコーン島とデッド島を橋でつないで、鉄道を使って物資を輸送したことで有名みたいです。そして、今もその一部が残っています。下の写真は、2つの島をつなぐ橋です。

みんなで自転車を借りて、島を巡って見ましたが、道がかなり悪く、パンクしたりチェーンがはずれたり、トラブル続出。しかも、島の南端に日本が残した機関車があるということで、かなり険しい道をこいで見に行ったものの・・・。

え?このガラクタが???(涙)ちーん・・・。
一気に疲れが・・・。(涙)

でも、遠くにカンボジアを見ることができ、ちょっと元気が出ました。ここで船を借りて、ピンクの川イルカを見に行くことができるのですが、帰りの舟の時間が迫っていたので、残念ながらイルカはあきらめました。帰り道、雷雨に遭い、誰もいない道を壊れた自転車を押しながら、みんな無言・・・。このまま遭難するんじゃあ???という思いが頭をかすめましたが、何とか無事に戻ることができました。

帰りはみんなぐったり・・・。でも、帰り道、舟から見えた夕日は、とてもきれいでした。