ラオスの美容院

この間、タラートの紹介をしたので、今日もその続きを。
タラートには、食料品だけでなく、日用品や衣料品も売っています。

シン(ラオスの巻きスカート)やスア(上着)、病院で着る白衣を作る縫製のお店もあるし、美容院だってあります。

タラートの美容院では、カットやパーマよりも、シャンプーやセット、マニキュア、ペディキュアの需要のほうが多い気がします。ラオスの女性は、ほぼ全員髪が長いです。小さいときからずっと伸ばしているので、お尻に届く辺りまで長い人もいます。でも、日本人のようにカットやパーマ、カラーリングで髪型を楽しむことはなく、ただ一つに結んでいる人がほとんどです。
お昼休みや仕事のあと、美容院でシャンプーをする人がいます。ラオス人は家では水浴びで、汲み置きの水を使うので、特に乾季の寒い時期は、昼間の暖かいうちにタラートで髪を洗う人が多いです。

もちろんタラートの美容院も水です。写真のお姉さんの後ろにある、黒い大きなバケツに水を溜めていて、その水を桶で汲みながらすすぎます。
私も何度かここのお店で髪を洗ったことがありますが、3度洗いが基本です。(笑)しかも、結構爪を立てて、わしわし洗います。最後に軽くマッサージなんかもしてもらえますが、ドライヤーはなし。なので、昼休みにここで髪を洗うと、濡れたまま病院に帰り、そのまま自然乾燥。ワイルドです。(笑)お値段は5,000kip、50円ちょっとです。
結婚式のセット(と言っても、編みこみが主ですが・・・。)は、3,000kip〜5,000kip。30円から50円ちょっとです。
ラオス人の女性は、髪は伸ばしっぱなしな印象だけど、爪は手入れをしている人が多く、おばちゃんでもかわいいペディキュアをしていたりします。サンダル文化だからかな?私はあまり好きじゃないので、まだラオスでは未体験。なので、お値段はちょっと分かりません。最後に試してみてもいいかな・・・。

私は、結局2年間、ラオスで髪を切りませんでした。ラオスで切った同期や他の隊員の髪形を見て、「伸ばそう。」と決意しました。(笑)だって、ガタガタなんだもん。(涙)しかも、髪の色を黒くしに行った隊員が、金髪になって帰ってきたし!!これにはびっくりです。
で、でも!!最近、ビエンチャン市内には、おしゃれな美容院ができてきました。
これからに期待だな。

いつか、ラオスの女性が髪型を楽しむ時代が来るのかなー?